『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』のすべて!

ジェット・リー主演で監督はツイ・ハーク監督が【ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ 天地風雲】でタッグを組んで以来、約14年ぶりのタッグとなった【ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝】は3Dでの公開となったアクション映画です。ちなみにアクションスターとしてスターの仲間入りをしたジェット・リーは【ワンス・アポン・ア・タイム・インチャイナ&アメリカ 天地風雲】の大ヒットがスターの仲間入りとなった作品です。主演のジェット・リーの他に、中国四大女優の1人ジョウ・シュンにチェン・クンという中国の有名俳優に、中国で絶大な人気を誇るポップス歌手のリー・ユーチュンと豪華なキャストが出演しています。

この映画は中国大陸初となる3Dカンフー映画として、また制作費が約28億円という大作で話題になりました。興行成績は約69億円(約5.4億元)のメガヒットとなり、主演のジェット・リーは中国でジェット・リー最高のヒット作品となりました。なんでもこの作品でジェット・リーが受け取ったギャラが約10億円(1億香港ドル)を超えたということでも大きな話題となりましたが、ジェット・リー自身はこんな高額なギャラは受け取っていないと否定しています。

あらすじ

舞台は中国。時代は明朝の時代で明朝を治めていたのは明朝第9代皇帝の成化帝(在位:1464年~1487年)です。権力者たちによって不正が当たり前のように行われ、人民は弾圧されていました。そんな中で、世の中を正す為に日々戦っているのは孤高の義士ジャオ(ジェット・リー:李 連杰、)です。ジャオが戦う相手は、国家を我が物顔で牛耳っていて、正しく統治することなく腐敗にまみれている宦官たちです。

義士のジャオは、皇帝さえもが見破れないほど巨大で不正な権力をもっている政界の二つの特殊機関『西廠(せいしょう)』と『東廠(とうしょう)』のトップの座に座る首領の打倒を目指しています。

東廠の執行官でもあるワン・ユーロン(リュー・チャーフィ)は、五軍の参謀長を処刑するようにと派遣されていますが、東廠と衝突したことがある朝廷に仕える高貴な廷臣の部下だった義士ジャオに邪魔されてしまいます。義士として独り奮闘しているジャオは、いわばゲリラのような救出作戦任務をすることで一匹狼で動く心ある剣士たちを束ねていたのでした。

恐怖の諜報機関として名高い西廠のトップにいるのは宦官ユー(チェン・クン)です。宦官ユーは義士として邪魔な存在でもあるジャオを捜索しています。そこにジャオと名乗る者が現れました。女性で美しい仮面を被るそのジャオを名乗る女性は、女性でありながら凄い武術を繰り出して攻撃的な武術で明王朝を悩ませているのでした。

そんなころに、宦女スー(メイヴィス・ファン)は皇帝の子どもを身ごもったことで、皇帝の側室(チャン・シンユー)の面子を潰してしまいました。皇帝の子どもを身ごもった宦官スーに対して側室は怒り狂い、西廠のトップの宦官ユーに宦女官スーを殺害するように命じるのでした。皇帝の血統をしっかりと守り抜く為にもお腹に皇帝の子どもがいる官女スーを何が何でも殺さなくてはならないと。

宦官ユーは、義士として名高いジャオが目ざわりで仕方ありません。官女スーを殺せという命令を名目にして、目障りなジャオを見つけ出して処刑しようと探し回ります。宦官ユーは恐怖の防諜機関西廠のトップに君臨しているだけに冷酷無情な人です。宦官ユーは血眼になって探し、ついに官女スーを見つけ出します。その時官女ユーを救ったのは、謎の女侠客(おんなきょうかく)のリン(ジョウ・シュン)に助けられたのでした。その時に女侠客リンは、自らの名前をジャオだと名乗りました。

助けられた官女スーと女侠客リンは宦官ユーから逃れて逃走に成功しますが、官女スーに対して女侠客は本当の名前リンとだけを明かしてそれ以上のことは何も話しません。そして2人は不気味な暗雲が広がる中、辺境な砂漠の中に一軒だけ経っている宿屋の『龍門(ドラゴンゲート)』に辿り着くのでした。

暗雲が立ちこみ砂嵐が迫りますが、砂嵐は60年に1度起きるといわれていて300年前にはこの砂嵐によって飲み込まれてしまった財宝都市が再び姿を現すのではないか?!といった噂が飛び交っていました。

女侠客リンはどうしてこの宿屋の名前が『龍門』という名前であるのかについて詳しく知っています。この宿屋『龍門』のメニューには時によっては人の肉までも出すという不気味な旅館です。以前『龍門』の主人を務めていた主人の時には、誰かに放火されて『龍門』は焼け落ちてしまい、主人もそのまま行方不明になったようです。その後『龍門』は再建されて『龍門』の主人には老柴(チャン・チェン・フー)がついています。

リンとスーが『龍門』に落ち着くと、遊牧部族の盗賊団たちも『龍門』に陣取ります。盗賊団を率いているのはおてんば娘の遊牧部族の王女チャン(グイ・ルンメイ)です。王女チャンは三つ編みの髪の毛に顔には刺青をして、遊牧民のモンゴルの戦士たちを束ねています。王女チャンは遊牧部族の中で実にノビノビとしています。

そしていよいよこの場所は、黒い深い雲に覆われてまさに天変地異が起こるのでは?!という状態がすぐそこまでに迫っています。60年に1度起こるといわれている砂嵐が起こる場所はまさにこの宿『龍門』が立つ場所に起こるのです。みんな噂の財宝都市に眠っている秘宝の数々を虎視眈々と狙い、いろいろワケありの人たちがここに集まってくるのです。

なんでもその財宝都市はタングートというチベット系民族の帝国で、四川省北部と青海省など7世紀~13世紀頃にかつどうしていたといわれています。タングートは中国語で『党項』と書き、砂漠の下に300年前に沈んだのだといいます。

『龍門』へ凄腕の女剣客グー(リー・ユーチュン)と宦官ユーにそっくりの情報屋ファン(チェン・クン:2役)が盗賊団に合流します。西廠の先遣隊と盗賊団のにらみ合いが始まり、リンとスーは見つからないように宿屋の地下の洞窟に身を隠します。

ジャオと名乗る女剣客リンは、実は昔この『龍門』の女主人だったのです。女剣客は、あることから義士ジャオ(ジェッ・リー)のことが好きになり『龍門』に火をつけてジャオを探すためにこの土地から出て行ったのでした。そして義士ジャオも『龍門』にやってきて、女剣客リンと義士ジャオは再会するのでした。

そして『龍門』には宦官ユーが率いる西廠一行が、官女スーを探すために到着しました。この西廠一行の中には、殺し屋の馬進良(ルイス・ファン)の左目は乳白色で、顔にはキズがあり骨太の悪党です。

宦官ユーそっくりのファンに似た情報屋ファンは、宦官ユーにそっくりということを利用して義士ジャオをおびき出します。情報屋ファンは以前は義士ジャオの同輩でした。そして宦官ユーにそっくりの顔ということで、宦官ユーの部下たちは統制が取れなくなってしまい同士討ちを始めるのでした。まさに義士ジャオの狙い通りで、腐敗した宦官を倒すという思惑通りに事が運んでいくのでした。

そして、ついに巨大な砂嵐が『龍門』を襲ってます。その砂嵐は砂嵐というレベルのものではなく、大地を揺るがす巨大な竜巻規模の砂嵐。竜巻の砂嵐がすべてのものを吹き飛ばしていきます。そんな巨大な竜巻の真っ只中で、義士ジャオと宿敵の宦官ユーが死闘を繰り広げるのです。

キャスト

スタッフ

初3D作品:ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝